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愛着とはなに?愛着障害を克服する方法 

こんにちは^^

大坂・河内長野で愛着障害からくる生きづらさを解決するお手伝いをしています、心理セラピストの喜多村純子です。今日は最近ブームにもなっている『愛着』について書かせていただこうと思います。

愛着とは?

皆さんは『愛着』と言う言葉を聞いたことはありますか?

岡田尊司先生の著書で数年前にブームになりましたので「聞いたことはあるなー」
と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、愛着ってそもそもどんなものなのでしょうか。

(愛着について知りたい方は岡田尊司先生の愛着障害愛着障害からの克服の二冊にとても詳しく書かれているのでお勧めです。愛着とは?と言う定義からその解決方法まで書かれていますので、読まれる際にはぜひ二冊セットで読まれる事をお勧めします)

現代人の多くの悩みの原因は愛着の傷つきにある

そもそも愛着とは何でしょうか。

愛着とは人と人との絆を結ぶ能力のこと。アタッチメントともいわれ、人格の土台となるものと言われています。そしてその基礎は幼少期の親子関係によって作られます。

安定した愛着スタイルを持つ事が出来れば、対人関係や社会生活で高い適応能力を示すことができ、結果として良好な対人関係を築くことができるため、仕事でもうまく行きやすく、また恋人や夫などパートナーとの関係も安定したものになり、子育てにも苦痛を感じにくいと言われています。

つまり、愛着の問題とは人生のあらゆる問題の原因となっているという事が出来るというわけです。

さて、その愛着には4つのパターンがあると言われています。どんなパターンがあるのか詳しく見ていきましょう。

4つの愛着パターン

①安定型

愛着対象者から離されると泣いたり不安を示すが、その程度は過剰ではなく
対象者が現れると素直に再会を喜び対象者に抱かれようとします。

対象者(母親など)がしっかりと安心基地として機能している状態
約60%の子供がこのパターンを持つとされています

②回避型

愛着対象者から離されてもほとんど無反応。また対象者と再会しても
目も合わさず
自分から抱かれようとしない。

子供の心に安全基地がない(脱愛着の傾向)
ストレスを感じても愛着行動を起こさない(=起こせない)

  • ネグレクト
  • 養護施設で育てられた など

③抵抗・両価型

愛着対象者から離されると激しい反応を見せるが、対象者が戻っても拒んだり
嫌がったりする。しかし一旦くっつくとなかなか離れようとしない。

対象者の安全基地としての機能が不安定(気分によって変わるなど)
安心感が常に不安と一体化しているので将来不安過剰になるリスクをはらむ。

  • 養育者が過干渉
  • 親の気分がころころ変わる(気分屋の親) など

④混乱型

回避型と抵抗型が入り混じった一貫性のない行動パターンを見せる。
全く無反応かと思えば激しく泣いたり、怒りを表したりする。
肩を丸めるなど攻撃から身を守る反応を見せたり叩いたりすることもある。

虐待を受けている子や親の精神状態が不安定な子供に見られる。
安全基地が逆に危険な場所となることで混乱している。

  • 虐待を受けている子供
  • 日常的に家庭内で暴力的な光景を見ている など

幼少期からのこれらの愛着パターンがくりかえし子供の中で積み重ねられることで個人の愛着スタイルが作られ、そのひとの人との付き合い方や生き方のベースを作っていくのです。

愛着スタイルが形成される時期

0歳~1歳半 臨界期=愛着形成
1歳半~3、4歳 特定の人との愛情や信頼関係を形成

子供は愛着対象者(特に母親)とのスキンシップやコミュニケーションの中で
安心と安全の感覚を自分の中に入れていきます。

『お母さん』と呼んだら『なあに?』と応えてくれる。
『美味しいね』と言ったら『美味しいね』と笑顔で応えてくれる。

子供は、母親を主とした養育者との共感的応答の積み重ねによって、人を信頼する温かい感覚や
自分の存在が世界に受け入れられている感覚、自分の命が大切に扱われているという感覚を育てていく
のです。

呼びかけたら応えてくれるという親と共感を通した関りを持って育った人は
自然と人と繋がることが出来て親密な関係を築くことが出来ますが

呼びかけても応えてくれない、無視されたり殴られたりしてきた人たちは
人と親密な関係を築こうとすると無視されたり殴られたりした恐怖が出てくるため
人が怖く感じて、人付き合いを避ける傾向(回避型)を持ちやすくなるのです。

幼少期の両親との関わりが、将来に大きな影響をもたらすのはそうした理由からなのです。

では、幼少期に傷ついた愛着はもう治せないものなのでしょうか?

傷ついた愛着は大人になっても回復出来る

傷ついた愛着を回復させるためには以下の条件が必要であると言われています。

①安全基地となる第三者の助けを求める
愛着障害の人達が心の傷を克服させていく為には、安全基地となる存在が必要だと言われています。

愛着障害を持つ人たちは強い自己否定感を持っています。
自分は人から愛してもらえないという思い込みを持っていることが多いのです。

それは、親さえも愛してくれなかった自分のことを、他人が愛してくれるわけがないと思っているからなのです。だからこそ、第三者の力を借りて自分の価値を肯定してもらうという体験が重要になります。

②未解決の傷(感情)を癒すために自己開示する
トラウマの解決には自己開示が必要であると言われています。トラウマは脳内の奥深くに冷凍凍結のように保存されています。しかし冷凍保存されている状態は、つねにいつ爆発するかわからない爆弾を抱えているのと同じことです。

そのトラウマを過去のものとして終わらせるためには、過去の体験を言葉にすること、そしてその言葉を安心できる相手に受け止めてもらう事、その経験をすることで恐怖の過去が温かい未来へと書き換えられてゆくのです。

自分の過去の傷を、自分の中だけで抱え込まない、適切に依存の経験をするという事が愛着障害を解決していくためにとても大事なのです。だから、心理セラピーやカウンセリングがトラウマの解決に効果を生むわけです。

愛着障害とは病気ではなく、幼少期の親との関わりの中で傷ついたトラウマにより起こっているだけのものです。障害といっても、治らない病などと言うものではありません。人との関わりに難しさを感じやすい、問題を起こしやすいパーソナリティの問題です。

愛着の問題を癒すことは、人生のクオリティをあげていくことと言っても言い過ぎではありません。
あなたの愛着の問題を解決できるよう精一杯お手伝いさせて頂きます。ぜひ、ご相談くださいね。

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ABOUT US

社)リトリーブサイコセラピー協会 公認心理セラピスト
大阪 河内長野でリトリーブサイコセラピーという心理療法を使って、 生きづらさを解決するお手伝いをしています 心理セラピストの喜多村純子です。 何だか理由が分からないけど生きづらい ちゃんと育ててもらったはずなのにどうして? そんな気持ちから心理の世界に入ってそろそろ10年。 気付いたら夫婦関係も 子供との関係も両親との関係も 職場の人間関係もどんどん良くなり どこにいても私は私でいられる安心感を 感じられるようになりました。 人生はいつからでも変えられる その気持ちを信念にいつも精一杯クライアント様の 人生に寄り添いセッションさせて頂いています。